映画の記録
           
  

        映画が好きで結構見てるほうだと思っていますが、
       最近 題名を見ただけでは映画の内容がわからなくなっているの
       に気がついたのです。それで、記録として簡単に内容と一寸した
       自分
の感想を残しておこうと思いました

県庁の星 2006年

織田裕二 柴咲コウ

野村聡。31歳。Y県職員一種試験に合格。入庁9年目。Y県県庁産業局産業振興課主任。Y県初の民間人事交流研修対象者6名の一人に選ばれた期待のホープだ。一年間の研修を無事にこなして戻れば、念願の係長への階段を同期に先んじて確実に登ることができる。ところが、鼻高々で望んだ辞令交付式で命じられた赴任先は…スーパー? しかも…H町の? えらくマイナーな感じがした。だがそのイヤな予感は現実のものとなる。 もらった予算は使いきるもの! 人を  “使役”してこその“役人”だ!――大勘違い野郎の「県庁さん」がド田舎のスーパーで浮きまくり。生まれて初めてバカと呼ばれた県庁さん、はたしてこのまま「民間」でやっていけるのか?

県庁さんと呼ばれ余計ものの感じ、彼に付いた先輩はパートの年下の女性、お客さん絶対主義の彼女と
合理的のものを運ぼうとする県庁さんの戦い、どの部門でも満足にやれない県庁さんは、惣菜部門に
そこでも残り物をお弁当に使うことに猛烈な講義、県庁さん率いる高級食材のお弁当作りがはじまるが
売れない!!最後には県庁さんのことを見直すことになるが、県庁に戻った県庁さんプロジェクトからは
はずされる、でも昔の県庁さんと違ってくじけない、マイナーな部門で頑張る県庁さん
大きなプロジェクトが始まるがその予算の修正を求める県庁さん、その場では知事も県庁さんの意見を取り入れるようなことを言うが、実際は議員の言う意見が通る、簡単に県庁さんのの意見が通るところで終わらないところが
現実的で良かった

13階段 2003年

反町隆史 山崎努

かつて喧嘩相手を誤って死に至らしめ、3年の刑に服していた三上純一(反町隆史)は4ヶ月の刑期を残して仮釈放された。 実家に戻った純一は、被害者への慰謝料のために逼迫する家計と、事件の影響で妹の縁談が流れてしまったことなど、自分の犯した罪が周囲の人達も不幸に追いこんでいる現実に直面していた。

 そんな折、純一の服役していた刑務所の刑務官・南郷正二(山崎努)が彼を訪れ、ある死刑確定囚の冤罪を晴らす調査の仕事に純一を誘う。この調査を依頼したクライアントの仲介役として弁護士の杉浦(笑福亭鶴瓶)は、事件の全容を純一に話した・・・。

 死刑確定囚の樹原亮(宮藤官九郎)は窃盗の前科があり、仮出所中に自分の保護司夫妻を金目当てで殺害した容疑をかけられていた。現場に残されたあらゆる証拠は樹原が犯人であることを裏付けていた。しかし、樹原は事件直後の交通事故で犯行時刻の記憶を一切無くしていたのだった。

その為犯行を否認することも出来なければ、改悛の情を示す事も出来ず、不服を申し立てる被告には恩赦の望みも無かった。最高裁でも上告は棄却され、事件から3年後、樹原の死刑は確定した。刑執行の可能性を考えると残された時間は3ヶ月。手がかりは樹原がふと思い出した犯行当時の「階段を昇っていた」という記憶の断片のみ。

 純一は迷いながらも、この調査報酬の1000万円が逼迫する家計の一助となればと考え、この仕事を引き受ける。早速二人は事件現場に赴くが、偶然にもそこはかつて純一が殺してしまった佐村恭介が住んでいた町だった。佐村家へ土下座して謝罪した純一と南郷は、警察や被害者の家族に聞きこみを開始する。だが事件当事者達は心情的な理由から協力を拒み調査は難航した。

 それでも真犯人探しに没頭する二人は、現場からの行動範囲より絞り込んだ山の中に「階段」を探し続ける。そこに未だ発見されていない被害者の預金通帳と印鑑があるのではないか。

 そんなある日、純一はかつて人を殺めた自分が、報酬の金欲しさに真犯人探しを行っていることに疑問を覚え、この事件の調査から降りると言い出す。そんな純一に南郷は自らの過去を打ち明けた・・・。

刑務官である南郷は法の名の下に、その指で死刑執行のボタンを押したことがあったのだ。
13年前。金目当てに資産家一家を皆殺しにしたその死刑囚は服役中に改心し、真剣に被害者の冥福を祈り続けていた。そんな彼の現状を聞いた被害者家族は減刑嘆願書を出したほどだった。
だが、死刑執行の日は訪れた。受けとめがたい現実に南郷は苦悩しながらも職務を遂行した。

「俺もこの手で、人を殺した」

南郷はその贖罪と自身の再生を懸けて、この仕事を引き受けたのだった。
決して癒えることのない心の傷を抱える純一と南郷。彼等の捜査の行方に待ちうける驚愕の真実とは?

やがて、南郷の前に信じがたい事実が浮かび上がる。10年前、保護司夫妻が殺された日、純一はこの町に来ていた・・・。

最後に純一が喧嘩相手が自分の彼女を強姦した相手であること、そのショックで彼女は薬を飲んで
自殺を図り、何年も寝たきりであること、喧嘩相手を殺したことも、たまたまではなく殺す気であったことなどを告白する
保護司がその立場を利用して、出所してきて真面目に働いてる人を恐喝していてその人が保護司一家殺しの犯人であった、弁護士のクライアントが、かつて純一の殺した男の父親だったこともわかる
奥深い映画であった、かつて見たのをこんかいDVDで見た

ドリームガールズ 2007年

ジェイミー・フォックス/ビヨンセ・ノウルズ/エディ・マーフィ/ジェニファー・ハドソン/アニカ・ノニ・ローズ

1962年アメリカの自動車産業の中心地、デトロイトで遥かな未来に夢を馳せる三人のハイティーンの少女がいた。彼女たちの名前はエフィー・ホワイト(ジェニファー・ハドソン)、ローレル・ロビンソン(アニカ・ノニ・ローズ)、そしてディーナ・ジョーンス(ビヨンセ・ノウルズ)。“ドリーメッツ”というトリオを組み、音楽で成功すること、その夢を追いかけるため、今日もデトロイト・シアターの公開での新人オーディション・イベントに参加していた。
その様子に舞台裏から熱い視線を送る男がいた。中古車販売会社を経営するカーティス・テイラーJr.(ジェイミー・フォックス)は、扱う商品を自動車からサウンドに持ち替える機会を虎視眈々と狙っている。そして彼はドリーメッツという原石を見つけた。「君たちに必要なのはアマチュア相手のコンテストじゃない、チャンスだ。それをもたらすことの出来る俺のような男だ」と三人の前で熱弁をふるうカーティス。その裏にはしたたかな計算があった。デトロイト・シアターで抜群の人気を誇るジェームズ・“サンダー”・アーリー(エディ・マーフィ)がバック・コーラスを探しているという情報を彼は得ていたのだった。

 ショー・ビジネスの片隅に参加できるこのチャンスに、ディーナとローレルは歓喜の声を上げる。ただ独りエフィーだけが私たちの夢はステージの真ん中に立つことだと抗うが、仲間の説得と夢にまで見た世界への誘惑には勝てない。何より出口の見えない現実から抜け出る唯一のチャンスかもしれない、そして彼らの快進撃が始まった。ジミー・アーリー&ドリーメッツのパワフルなステージングと楽曲はデトロイトの若者のみならず、全米の注目を一気に集め、レコードセールスでも、黒人アーティストがランクインすることのないポップスのヒットチャート入りを果たした。そして、ヴェテランマネージャーのカーティス(ダニー・グローヴァー)からジミー・アーリーのマネージメント権を奪ったカーティスは勝負に出た。残った車を叩き売り、自らのレーベルである”レインボー・レコード”を立ち上げたのだ。

とにかく歌がすごいの一言に尽きる、よくありがちなサクセスストーリー、本当の話だから重みがある
もう一回見たいなぁ〜と思った

硫黄島からの手紙

2007年 渡辺謙

戦況が悪化の一途をたどる1944年6月、日本軍の最重要拠点である硫黄島に新たな指揮官、栗林忠道中将が降り立つ。アメリカ留学の経験を持つ栗林は、無意味な精神論が幅を利かせていた軍の体質を改め、合理的な体制を整えていく。上官の理不尽な体罰に苦しめられ絶望を感じていた西郷も、栗林の登場にかすかな希望を抱き始める。栗林の進歩的な言動に古参将校たちが反発を強める一方、ロサンゼルス・オリンピック馬術競技金メダリストの“バロン西”こと西竹一中佐のような理解者も増えていった。そんな中、圧倒的な戦力のアメリカ軍を迎え撃つため、栗林は島中を張り巡らせた地下要塞の構築を進めていく…。

第2次世界大戦時の最も悲劇的な戦いと言われる“硫黄島の戦い”を、日本側の視点から描いた戦争映画。硫黄島でアメリカ軍を悩ませた伝説の陸軍中将である栗林忠道と彼の部下たちによる死闘が描かれる。監督は『ミリオンダラー・ベイビー』のクリント・イーストウッド。『ラスト サムライ』の渡辺謙、嵐の二宮和也ら、日本人俳優が出演する。イーストウッドが日米双方の視点から“硫黄島の戦い”を描く“硫黄島プロジェクト”第2弾作品としても注目だ。

戦況が悪化の一途をたどる1944年6月、アメリカ留学の経験を持ち、西洋の軍事力も知り尽くしている陸軍中将の栗林忠道(渡辺謙)が、本土防衛の最後の砦ともいうべき硫黄島へ。指揮官に着任した彼は、長年の場当たり的な作戦を変更し、西郷(二宮和也)ら部下に対する理不尽な体罰も戒めるなど、作戦の近代化に着手する。

この映画を見て戦争の恐ろしさをつくづく感じた、戦争を知らない世代の人に多く見てもらって
二度とと馬鹿な戦争をしてはいけ無い事を知ってもらいたい

武士の一分

2007年 木村拓也

三村新之丞(木村拓哉)は近習組に勤める三十石の下級武士。城下の木部道場で剣術を極め、藩校で秀才と言われながらも、現在の務めは毒見役。不本意で手応えのないお役目に嫌気がさしながらも、美しく気立てのいい妻・加世(檀れい)、父の代から仕える中間の徳平(笹野高史)と、つましくも笑いの絶えない平和な日々を送っていた。

そんなある日、新之丞の身を、そして心も揺るがす事変が起きた。いつものように役目を務める新之丞が、藩主の昼食に供された貝の毒にあたったのだ。激しい痛みに意識を失い、居宅に運び込まれ、高熱にうなされ続けた新之丞は、加世と徳平の必死の看病で辛くも一命を取り留めた。

一時は藩主暗殺を狙った謀略か? とお家を揺るがした事件も、料理人が危険を伴う食材を供しただけの不始末とわかり、責を負って広式番・樋口作之助(小林稔侍)が切腹をして一件落着となった。

毎度のことながら、騒々しく見舞いにやって来た叔母の以寧(桃井かおり)が帰ると、新之丞は薄目を開けたが、見えるべきものが見えないことに気付く。剣術で鍛えた頑強な身体は猛毒に耐えたが、引き換えに光を奪い去られたのだ。
加世のお百度参りもむなしく、一生を暗闇の中で過ごさねばならないと知った新之丞は、武士としての奉公もかなわず、衣食のすべてに他人の手を借りなければ生きていけないと絶望し、自ら命を絶とうとする。

そのとき加世は「みなし子だった私をあなたのご両親が引き取ってくんなはったときから、あなたの嫁になることがただひとつの望み。あなたのいなくなった暮らしなど考えられましね。死ぬならどうぞ。私もその刀ですぐ後追って死にますさけ」、そういって泣きながら新之丞にすがりつき、死ぬのを思い留まらせるのだった。

間もなく、新之丞の今後の暮らし向きについて以寧ら親戚たちが問題にしはじめた。本家に呼ばれた加世は、以寧の父から、藩の有力者に顔の利く者に家禄の半分でも据え置いてもらえるよう口添えを頼みに行けと命じられる。加世の脳裏に浮かんだのは、番頭・島田藤弥(坂東三津五郎)の顔。嫁入り前からの顔見知りで、つい先日も町外れの道ですれ違ったときにも「いつでも相談に乗る。遠慮はいらぬ」といってくれた人物だ。

やがて城から新之丞の処遇について、「三村の家名は存続、三十石の家禄はそのまま。生涯養生に精を出せ」という、寛大な沙汰が下される。その夜、久しぶりに軽口を言った新之丞は、加世に「死ぬのはやめたさけ、刀を床の間に戻しておいてくれ。刀は武士の魂ださけ」と頼む。加世は生き続けることを決めた新之丞の笑顔を、そっと見つめていた。

藩主からねぎらいの言葉をもらうための登城もすませ、暗闇での生活にも次第に慣れてきた頃、新之丞は以寧か、加世が男と一緒に歩いていたという噂を聞かされる。「加世はそげだ淫らなことをする女ではありましね」と以寧を追い返す新之丞だったが、疑念はぬぐいきれない。煩悶の末、彼は徳平に加世を尾行させる。

当たって欲しくない予感は的中した。徳平の報告は新之丞の願いを粉々に打ち砕いた。茶屋での加世の密会の相手は上士である番頭・島田藤弥。名門の出自を鼻にかけ、尊大な振る舞いで知られた男だが、能吏として藩政上層部の覚えもめでたく、剣術の手だれでもある。

激しい詰問に耐えかねて意を決したのか、加世は搾り出すような声で事実を打ち明けた。口添えを頼むために邸宅を訪れた加世に島田は体を要求し、その後も脅迫めいた言辞を使ってもてあそんだことを。

妻を盗み取った男の口添えで、たかだか三十石を救われて喜んでいた俺は犬畜生にも劣る男だの」と冷ややかにいう新之丞は、さらに「俺の知っている加世は死んだ」とつぶやく。「あなたのお命守るためでがんす。そのためだば、わが身はどんげな目あってもいいと思った」、「ひと思いに殺して欲しい」と願う加世に新之丞は、離縁を言い渡す。天涯孤独の身で頼るあてもない加世は手早く身の回りの荷物をまとめ、動転する徳平を振り切って夜の闇に消えて行った。

木々が色付く秋。新之丞は木刀を手に、剣術の稽古を始める。少しずつ勘が戻ったある日、必死の思いで師匠・木部孫八郎(緒形拳)の道場を訪ね、手合わせを願い出た新之丞は、免許を授かったときに伝えられた言葉を口にする。「ともに死するをもって、心となす。勝ちはそのなかにあり。必死すなわち生くるなり」。裂帛(れっぱく)の気合で打ち込む新之丞に異常を感じ取った木部は、助太刀を申し出るが断られる。新之丞は“一分”をかけた戦いをひとり挑むことに心を決めていたのだ。

近習仲間から事の次第を聞かされた新之丞は、島田が口添えなどまったくしていなかったことを知る。その卑怯な振る舞いを知った以上、もはや一刻の猶予もない。「これは武士の一分にかかわることだ」。新之丞は藩内きっての剣の使い手、島田との“一分”をかけた果し合いに臨むのだった……

いつの世も汚い手を使う役人が多いと言う事だ
最後に佳世が帰ってきて、また平穏な生活が送れることになってよかった
藤沢周平の小説はあまり好みじゃない淡々としすぎて

オールウエイズ3丁目の夕日

2005年 薬師丸ひろ子

確か舞台は昭和35年だったと思います。建設中の東京タワーが何度も画面に出てきます。から、その少し前、私の両
 自動車も、テレビも、冷蔵庫も普及していない、経済的には貧しい時代ですが、「もはや戦後ではない」「所得倍増計画」など高度成長時代の幕開けになる時代です。
 主人公の家に初めてテレビがやってきた日、近所の人たちがお祝いに駆けつけ、力道山に声援を送ります。初めて見る冷蔵庫に感動します。この時代には大きなエネルギーがあります。家族の愛、豊かになりたいという夢、隣近所との付き合い、子供の純粋な心‥‥。ドラマですが、実際これらがエネルギーの源泉だったのだろうと容易に想像がつきます。
 今の日本は物質的に豊かになり、飢えた人はいません。技術の進歩と経済力を獲得した我々は、あの頃と比べると格段に快適な暮らしをしています。携帯電話、パソコン、電子レンジ、エアコンなど今では当たり前のように使っていて、もはや、我々はこれらがない生活を送ることはできなくなってしまいました。
 しかし、一方で大切なものであるにもかかわらず、なくしてしまったものもあります。これらを考察してみたいと思います。
集団就職で青森から出てきた女の子 私達とほとんど同じ世代、団塊の世代である

その人たちは今どうしているんだろう、頑張ってえらくなった人、夢破れてこきょうに帰った人
さまざまだと思う。。。。いろんなものが新しくなった時代、そんな時代を生きてきてよかったと思う


パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト トップ

2006年 ジョニー・デップ  オーランド・ブルー  

前作で、不死の海賊バルボッサからブラックパール号を奪い返した孤高の海賊ジャック・スパロウ。自由な大海原族船出したはずの彼の前に、逃れられない宿命が立ちはだかる。それは、今から13年前のこと…ジャックはブラックパール号の船長となるため、自らの魂と引き換えに、船乗りたちが最も恐れる“深海の悪霊”ディヴィ・ジョーンズと「血の契約」を交わした。そして今、その“契約期間”は終わり、ジャックの魂を取り立てるため、巨大な闇の力が海底をうごめいていたのだ。“悪魔の裏もかくことのできる男”といわれたジャック・スパロウだが、今度こそ彼の命運は尽きようとしていた…。

世界中で驚異的な大ヒットを記録し、空前の海賊(パイレーツ)ブームを巻き起こした世紀のアドベンチャー巨編『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの第二弾、『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』。全世界待望の映像プロジェクトのために、前作『呪われた海賊たち』のスタッフ&キャストが再結集した。本作では、ジャック・スパロウの秘められた過去と、彼の生涯最大の敵、“深海の悪霊”ディヴィ・ジョーンズとの宿命の対決の物語が描かれる…。謎と限りないロマンに満ちたカリブ海を舞台に、前作を遥かに凌ぐエキサイティングな冒険が、空前のスケールで繰り広げられる!史上最強のエンターテイメントがここに誕生する。(作品資料

 

パイレーツ。オブ・カリビアン呪われた海賊達

2003年 ジョニー・デップ  オーランド・ブルー

海賊たちが大海を牛耳っていた頃、カリブ海の英国植民地の港町。ある日、総督のひとり娘エリザベス(キーラ・ナイトレイ)が極悪非道な海賊バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)一味にさらわれる。どうやら狙いは彼女が幼い頃から隠し持つ黄金のメダルらしい。エリザベスは機転を利かせて海賊に取引を持ちかける。その頃、英国海軍だけでなく、彼女を愛する鍛冶屋のウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)も、自らキャプテンと名乗る一匹狼の海賊ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)の助けを借りて救出に乗り出す…。

文句無しに楽しいこの娯楽大作は、脚本やVFXの素晴らしさに加えて、キャスティングも絶妙だ。命がけで愛を貫くヒーロー役を得て、『ロード・オブ・ザ・リング』のオーランド・ブルームが、まさに面目躍如の正統派二枚目ぶりを披露(フェンシング・シーンも決まっている!)。不気味な海賊バルボッサには、巧者ジェフリー・ラッシュ。さらに、怪しさでその上を行くのが、異端のキャラクターをやらせれば右に出る者なしのジョニー・デップだ。

間抜けなんだか賢いんだか、敵なのか味方なのかも判然としない。このジャック・スパロウ役は間違いなくデップの代表作になるだろう。そして、ドレスを脱がされても、海に落とされても毅然として美しいキーラ・ナイトレイの賢くタフなヒロイン像もいい。製作はヒット作連発のジェリー・ブラッカイマー。丸の内ピカデリー1ほか全国にて

 

半落ち

2004年 寺尾聡

私、梶聡一郎は、3日前、妻の啓子を、自宅で首を絞めて、殺しました」
梶聡一郎が最寄の警察署に出頭してきた時、捜査一課強行犯指導官、志木和正は、連続少女暴行犯人の自宅を朝駆けで急襲する最中だった。梶の取調べを命じられて、何ヶ月も追ってきたヤマから最後の最後で引き剥がされ、警察署へUターンする志木の胸中に去来する複雑な思い。

半年前、アルツハイマー病を発症した啓子の看病の為、自ら刑事を辞して警察学校で後進の指導にあたり、広く敬愛を集めてきた梶が、なぜ殺人を犯したのか。取調室で向き合う梶の視線の奥が、あまりに澄んでいることに驚く志木。

志木の取調べに対して、啓子の扼殺後自首してくるまでの2日間のことについて、固く口を閉ざす梶に、志木のみならず、駆け付けた県警幹部すべてが困惑する。現役警部の殺人という一事件が、県警そのものの権威と、そこに属する何千という警察官の信用を地に墜とそうとしているのだ。取り調べにあたる志木に、誘導尋問で「空白の2日間」を捏造した事実で穴埋めするように、命じる県警幹部たち。そしてその命令に背き、取り調べ官を解任された志木は、独自に、梶がひたすらに隠そうとしている〈真実〉を探り出そうとする。7年前に一人息子の俊哉を急性骨髄性白血病で14歳の誕生日を待たずに亡くし、寄り添うように生きてきた夫婦に、一体何があったのか。

 

そして梶の事件がやむなく表沙汰になる。さらに「空白の2日間」についての県警の発表にウソがあることが、梶が東京行の新幹線ホームにいたことを目撃した男のマスコミへのタレ込みで明らかになり、県警の周囲は騒然さを増す。事件の推移と共に、担当検事(佐瀬)、弁護士(植村)、スクープを狙う新聞記者(中尾)、裁く判事(藤林)が、各々の人生を背負い、思惑を抱え、事件の真相を暴く為に、梶の人生、梶という人間そのものに近付いていく。

個人として捜査を続ける志木。県警と地検の取り引き≠ナやむなく手を引く佐瀬。これを機に名を上げようと、意気込んで梶との接見に臨む植村。梶の「空白の2日間」の行動の一端を掴む中尾。公判で、啓子と同じ病を持つ父のことが脳裏を掠める藤林。そして、亡くなった俊哉の担当医、高木の「俊哉君の発病から間もなく、ご夫妻でドナー登録されたんです」という言葉。裁判の証言台で、「私は…啓子を殺してやることもできなかったんです…」と泣き崩れる、姉・康子が保管している啓子の日記に貼られた、「命をありがとう」と題された投書記事。弁護を引き受けた植村に梶が問い掛ける、「あなたには、守りたい人がいませんか」という言葉……

“来るべき日”を待ちわびる梶の、拘置所での、贖罪と希望への祈りを捧げる日々。どんな犠牲を払い、誹りを受けようとも、あと1年だけ生きようとしている梶の人生の〈真実〉とは !?

 

ムーランルージュ

2001年 ニコール・キッドマン

パリ、1900年。作家を目指してモンマルトルにやってきた青年クリスチャン(ユアン・マクレガー)は、ショーの台本を代理で担当することになったナイトクラブムーラン・ルージュの高級娼婦サティーン(ニコール・キッドマン)に恋をする。女優になるためにパトロンを探していたサティーンは、クリスチャンを公爵だと勘違いしてベッドに誘い込もうとするが、詩を口ずさむ彼に本気で恋してしまう。クリスチャンが貧乏作家だと知っても、もはや恋の炎は消えなかった。作家と女優の関係を装いつつ愛し合う二人だったが、ムーラン・ルージュのオーナーのジドラー(ジム・ブロードベント)にキスの現場を見られてしまい、サティーンは資産家の公爵(リチャード・ロクスボロウ)のもとへ行くように命じられる。やがて公爵がクリスチャンに激怒。さらに結核で自分の死期が近いことを知ったサティーンは、クリスチャンと別れることを決意する。しかしムーラン・ルージュの舞台で芝居と現実がシンクロしていく中、二人の愛は再び燃え上がった。まもなくサティーンは亡くなり、クリスチャンは心から愛した女の物語をタイプライターで書きはじめるのだった。

戦場のピアニスト

2003年 エイドリアン・ブロディ 

1940年、ナチス・ドイツがポーランドへ侵攻した翌年、ユダヤ系ポーランド人で、ピアニストとして活躍していたウワディク・シュピルマンは家族と共にゲットーへ移住する。ゲットー内のカフェでピアニストそしてわずかな生活費を稼ぐも42年にはシュピルマン一家を含む大勢のユダヤ人が収容所へ送られた。だが運命の悪戯か、ウワディク一人が収容所へ連れられる人々の列から外れ、収容所送りを逃れることができた。しかし彼にも、生きるも地獄捕まるも地獄の日々が始まる…。

『ローズマリーの赤ちゃん』や『チャイナタウン』、『テス』で知られるロマン・ポランスキー監督が、実在したポーランド人ピアニスト、シュピルマン氏の自伝に、自身もポーランド人でありゲットーから脱出し戦争を生き延びた苛酷な体験を重ね合わせて撮ったのが『戦場のピアニスト』。ナチスの残虐な蛮行にも派手な演出をさけ、ありのままに描いているところがまたリアルで見ている者に恐怖を与える。

また主人公・シュピルマンにもヒーロー的な要素はなく彼のサバイバルをありのままに描いている。シュピルマンを演じたエイドリアン・ブロディは始終困ったような強ばった顔が印象的で、その演技によるところも大きいと思われるが本作は2002年カンヌ映画祭で見事パルムドールを受賞した。ブロディ自身によるピアノ演奏シーンは圧巻。日劇1ほか全

運命の人
2002年 リチャードギァ

ニューヨークに強風が吹き荒れた日、郊外に住む専業主婦のコニー(ダイアン・レイン)は、フランス人のブック・ディーラー、ポール(オリヴィエ・マルティネス)と出会う。彼の誘惑に抗し、自制心を働かせていたコニーだったが、3度目に彼のアパートを訪れた日、ついに肉体関係を持ってしまう。それ以来、口実を作り出しては情事を重ねるコニー。夫のエドワード(リチャード・ギア)は妻の浮気の疑惑を持ち、それは確信に変わった。彼はコニーの素行調査を探偵のウィルソン(ドミニク・チアニーズ)に依頼。そして単身、ポールのアパートへ向かう。エドワードは怒りと悲しみのあまり、ポールを衝動的に殺してしまう。死体はゴミ捨て場に隠蔽したものの、やがて発見され、コニーも真実を知る。夫婦は危険な秘密を抱えながら、車の中で、メキシコに逃げて海辺の家で暮らしましょうと話し合うのだった。

マディソン郡の橋
2002年 クリント・イースト・ウッド

アイオワ州マディソン群の片田舎。農場主の妻フランチェスカは、夫と二人の子供に囲まれ平凡な主婦として穏やかな毎日を送っていた。そんなある日、一人で家の留守をしていた彼女の所へある男が道を尋ねてくる。男の名はロバート・キンケイド。旅のカメラマンで、この近くの屋根のある橋ローズマン・ブリッジを撮影に来たが道に迷ったという。橋までの道案内に車に同乗したフランチェスカ。それは二人にとって、永遠に心に残る4日間の始まりであった……。

タイタニック
1998年 レオナルド・ディカプリオ
1997年の現代、3773メートルの海底の暗闇にタイタニック号の姿がおぼろげに浮かび上がる。
  タイタニック号とは、1912年4月10日にイギリスのサウサンプトン港からニューヨークへ向けて処女航海へと旅だった、当時最大の客船であり『夢の豪華客船(the Ship of Dreams)』と呼ばれていた。「不沈の船」とさえ言われていた。乗客には貴族や大富豪の一等船客から、新地アメリカに夢を抱く貧しい三等船客の移民達までおり、それはまさしく縮小化された社会構造そのままだった。しかし、タイタニック号は歴史が物語っているように、1912年4月15日午前2時20分、氷山との接触が原因で完全に北大西洋の藻屑と消えてしまうのだ。
タイタニック号と共に沈んだと言われる「碧洋のハート(Heart of the Ocean)」という秘法の引き上げ作業の指揮をとる野心家のラベット(ビル・パクストン)。しかし、めぼしい場所からやっと引き上げた金庫の中には、宝石は無く、婦人裸像の古ぼけた絵が一枚出てきただけであった。しかし、よく見てみると、その裸像の女性が首に付けているネックレスがまさしく「碧洋のハート(Heart of the Ocean)」だったのだ。
  自宅で陶芸をしている101歳の老女ローズ。ふとテレビニュースを見ると、タイタニック号から引き上げたという裸像の絵が映っている。
  「何てことかしら。(I'll be God damned. )」
  その絵の裸像は、その老女ローズの84年前の姿だったのだ。ラベットに当時の状況を語り出す老女ローズ。
「84年前...塗り立てのペンキのにおい、ピカピカの陶器。おろしたてのシーツ(It's been 84 years... and I can still smell the fresh paint. The china had never been used. The sheets had never been slept in.) 」
後ろには、海底で錆だらけになっているタイタニック号の船首が映っている。すると場面は、みるみるうちに光り輝くタイタニック号へと変っていく。
1912年4月10日正午前、サウサンプトン港はタイタニック号へ乗船する乗客でごったがえしていた。そんな中、大富豪キャル・ホックリーと共に婚約中のローズ・デウィット・ブケーター(ケイト・ウィンスレット)が高級車で到着する。キャルの護衛のラブジョイとローズの母親ルースも一緒だ。
  一方、もう一人の主人公のジャック・ドーソン(レオナルド・ディカプリオ)はサウサンプトン港のバーで賭けポーカーに勝ち、タイタニック号の三等乗船券を手に入れていた。友人のイタリア人ファブリツィオも同じく。
  17歳のローズは上流階級のアメリカ人。厳格で決まり事の多いエドワード王朝の社交界に息を詰まらせていた。キャルとの婚約も、すでに財産が尽きかけていたブケーター家を救うための政略結婚だったのだ。そんな状態に半狂乱になったローズは、タイタニック号の船尾から投身自殺しようとするが、ジャックに寸前で助けられる。この身分違いのローズとジャックが船上で出会う事からドラマは大きく進展していくのだ。
  やがてローズは三等船客の自由奔放に生きる画家を目指す青年ジャック・ドーソンと恋に落ちていく・・・。実在したタイタニック号に乗船していた様々な乗客を交えながら、ストーリーは運命の日へと進んでいく・・・。ジャックとローズの運命は一体どうなってしまうのか?

将軍の娘
1999年 アメリカ ジョン・トラボルタ
ジョン・トラボルタ主演のサスペンス・ミステリー。米ジョージア州の陸軍基地で、手足を大の字に縛りつけられた女の全裸絞殺死体が見つかる。被害者はキャンベル将軍の娘エリザベス。エリザベスは基地に勤務する大尉であり、心理作戦の教官を務める才媛だった。軍犯罪捜査部(CID)のブレナー捜査官(トラボルタ)は、女性捜査官サラ(マデリーン・ストウ)とともに犯人を追う。
 優等生という表の顔とは裏腹に、エリザベスは基地内のほとんどの男性と性交渉を持っていた。上司であり彼女と親しかったムーア大佐(ウッズ)が容疑者として浮かぶ。しかしその彼も銃で自殺してしまい、捜査は暗礁に乗り上げる。人間関係が錯綜し、締めくくりに苦しんだようでもある。肝心の結末はここでは書けないが、後味は決してよくない。軍隊を一つのひな形に、病理根深い人間社会の縮図を見る思いがする。

 

 

千と千尋の神隠し
2000年 日本
トンネルのむこうは不思議の町だった。ありえない場所があった。ありえないことが起こった。
人間の世界のすぐ脇にありながら、人間の目には決して見えない世界。
土地神や様々な下級神、半妖怪やお化けたち。そこは、古くからこの国に棲む霊々が
病気と傷を癒しに通う温泉町だった。
10歳の少女千尋の迷い込んだのは、そんな人間が入ってはいけない世界。
この世界で千尋が生き延びる条件はただふたつ。町の中心を占める巨大な湯屋を支配する
湯婆婆という名の強欲な魔女のもとで働くことと名前を奪われて、人間世界の者で無くなることだった。
千尋は名前を奪われ、「千」という名で働くことになる。
驚きと不思議の町で千尋が知るのは、大きな無力感と.....小さな希望。
しかし、困難な世界の中で、多くの出会いを重ねながら千尋はそれまでよりも、むしろ生き生きしていく。人生経験豊富なボイラー焚きの釜爺。湯屋の仕事の手ほどきをする先輩のリン。
石炭運びのススワタリたち。湯婆婆の息子・坊。人間界から逃げてきた、ごみとヘドロにまみれた河の神さま。仮面の男・カオナシ。湯婆婆の双子の姉銭婆。次々に起こる想像を越えた出来事。
眠っていた千尋の「生きる力」がしだいに呼び醒まされてゆく。
そして、千尋の前に現われる謎の美少年ハク。約束の縁で結ばれた少年と少女の出会い。
甦ってゆく記憶の中で、ふたりは心を通わせ、助け合っていく。
千尋は果たして、自分の名前を取り戻し、人間の世界へ生還できるのか.....

 

グリーンマイル
2000年 アメリカ トム・ハンクス

まるで雷に打たれたような衝撃だった。娯楽室のTVに映った『トップ・ハット』の名場面。
アステア&ロジャースの優雅な舞いを目にしたとたん、私の心は老人ホームの現実から離れ、一気に1935年のあの日へと引き戻された。 60年間、胸に秘めてきたグリーンマイルでの出来事。
それを、これから私は、友人のエレインに話して聞かせようと思う。
私の名は、ポール・エッジコム(トム・ハンクス)。大恐慌時代の1935年、私は、ジョージア州のコールド・マウン刑務所で看守主任を務めていた。
受け持ちは、死刑囚舎房のEブロック。
グリーンマイルを通って電気椅子に向う受刑者たちを、できるだけ心安らかに死なせてやることが、我々Eブロックの看守の仕事だ。
副主任のブルータス(デヴィッド・モース)や、ハリー(ジェフリー・デマン)、ディーン(バリー・ペッパー)たち常勤の看守は、皆ここでの仕事のやり方を心得ていた。
しかし、州知事の義理の甥にあたる新人のパーシー(ダグ・ハッチソン)は、受刑者いじめに喜びを感じる卑劣な性格の持ち主だった。
そのパーシーの嘲りの言葉を浴びながら、ジョン・コーフィ(マイケル・クラーク・ダンカン)がEブロックへ送られてきたのは、私の尿道炎が最悪の症状を呈し始めたころのことだ。
コーフィは、身長2メートルを越す大男の黒人だった。
しかし、態度は物静かで、子供のように暗闇を怖がり、その目には始終涙が溢れていた。
独房に落ち着くと、彼は私に握手を求めてきた。
驚きにかられながらも、私は彼の手を握り返したのだが、いま振り返ると、それはコーフィが不思議な力を発揮した最初の瞬間だったように思える。
当時、Eブロックにはコーフィ以外にふたりの死刑囚がいた。
ひとりはネイティブ・アメリカンのビターバック(グラハム・グリーン)。
もうひとりは、フランス系南部人のドラクロア(マイケル・ジェター)だ。
このデルの独房に、ネズミが訪れるようになったのは、ビターバックが処刑された直後のことだった。デルの腕と腕を起用に渡り歩き、糸巻きを前足でクルクル廻す芸達者なこのネズミはミスター・ジングルズと名づけられ、デルの無二の親友になった。
数日後、Eブロックに新たな受刑者が加わった。
「ワイルド・ビル」の異名をとる凶悪犯のビリー(サム・ロックウェル)だ。
鎮静剤を打たれたフリをしてEブロックまで運ばれて来た彼は、室内に足を踏み入れるや凶暴な正体を現し、ディーンを瀕死の目に合わせた。
駆けつけたブルータルのおかげで騒動はおさまったものの、その日、朝から尿道炎の激痛にさいなまれていた私は、部下たちが解散したあとの廊下にへたりこんでしまった。
そこに、コーフィの呼びかける声がした。
「ボス、こっちへ来てください」
そう言われても、私にはもはや立ち上がる力もない。
が、どうにか気力を振り絞ってコーフィの独房の前に行くと、格子のなかから手が伸び、私は彼の胸元に引き寄せられてしまった。
恐怖が全身を走り抜ける。
しかし、その衝撃は、次に起きた出来事の驚きにたちまちとって代わられた。
なんとコーフィの手の下で、激痛がウソのように消えたのだ。
「オレに何をした?」
「助けたんですよ、ボス。楽になったでしょ」
確かに。病の苦しみから解放された私は、その晩、妻のジャニス(ボニー・ハント)と久々にベッドを共にすることができたのだった。
翌朝、私は半休をとり、コーフィの官選弁護人をつとめたハマースミス(ゲーリー・シニーズ)を訪ねることにした。
私を苦しみから救ってくれたコーフィが、双子の少女を惨殺するほどの悪人とは思えなくなったからだ。
だが、予想に反して、ハマースミスはコーフィの有罪を確信していると言う。
果たして本当にそうなのだろうか?
そんな疑念を裏付ける事件が起きたのは、デルの処刑前日のことだった。
パーシーに踏み潰されて瀕死の状態に陥ったミスター・ジングルズに、コーフィがまたも不思議な力を発揮したのだ。
コーフィの大きな手に包まれたミスター・ジングルズが死の淵から蘇る姿を目撃したとき、私は確信した。
コーフィは少女を殺していない。彼は、死んだ少女を発見し、持てる癒しの力で生き返らせようとしただけなのだ。
この思いは、私を大胆な行動に駆り立てた。
刑務所長のムーアズ(ジェームズ・クロムウェル)の妻で、脳腫瘍を患ったメリンダ(パトリシア・クラークソン)のもとへ、コーフィを連れて行く計画を思い付いたのだ。
私は、ブルータス、ディーン、ハリーを自宅に招き、協力をあおいだ。作戦の第一段階は、まずEブロックの問題児ビリーにモルヒネを盛り、コーフィの脱出劇が行われているあいだ眠らせておくこと。
第二段階は、邪魔物のパーシーを拘禁室へ閉じ込めることだった。
モルヒネで眠り込んだと思ったビルがムックリと起き上がり、独房から出たコーフィの腕をつかむというアクシデントが派生したものの、我々の計画はほぼ狙い通りに運んだ。
期待したとおり、コーフィに病を吸い出されたメリンダは、見違えるように元気を取り戻した。しかし、コーフィは、その病を体の中に留めたかのように苦しみ、歩くことも覚束ないほど弱っていたのだ。
そんなコーフィの行動を、ブルータルは、自ら死を選ぼうとしていると思い込んだようだ。 しかし、ブルータルは間違っていた。
独房に戻されたコーフィは、拘禁室から解放され悪態をつくパーシーの胸座をつかむや、何かを彼のなかに吹き込んだのだ。
ようやくコーフィから離れたパーシーは、ふらふらと正気を失った表情でビリーの独房の前へ歩み寄り、立て続けに6発の銃弾を放った。
あまりの事の成り行きに、私は、ただ黙ってコーフィをみつめるしかなかった。彼はなぜ、パーシーにビリーを殺させたのか?
そんな私の疑問に答えるかのように、コーフィは、独房から手をのばして言った。
「ビリーに腕をつかまれたとき、奴の心のなかが見えたんです。
ボス、私の手を握ってください。
自分の目で見てください」
握り合ったコーフィの手から、一連の映像が電流のように流れ込んで来る。それは、ビリーが双子の少女を惨殺するまでのおぞましい光景だった。
そう、やはりコーフィは、罪を犯していなかったのだ。
しかし、それが判ったからといって、私たち看守に何ができるのだろう?
奇跡を起こす力を持ったコーフィ――神がこの世に遣わした贈り物のようなこの男をグリーンマイルへ導くことが、私たちの果たすべき仕事なのだ。
自分の運命を、これほど呪わしく思ったことはない。
処刑を2日後に控えた夜、私は妻の助言に従ってコーフィの独房に行き、彼が何を望んでいるかを尋ねた。
「俺の望みはすべてを終わらせることです」
それが、コーフィの答えだった。
「人々がお互いに傷つけあうのに疲れた。この世界から感じられ、聞こえてくる苦痛の叫びに疲れたんです」
「でも、お前のために俺たちがしてあげられることが何かあるはずだ」
ブルータスの言葉に、しばらく考え込んだコーフィは、「映画を見たことが一度もない」と答えた。
かくしてコーフィは、刑務所のホールで生まれて初めての映画を見ることになった。『トップ・ハット』のアステア&ロジャースの踊りに、コーフィは無邪気に目を輝かせた。
「あの人たちは天使だ。天国にいる天使だ」
そしてついに、コーフィがグリーンマイルを歩く日がやって来た……。

アメリカビューティ
1999 アメリカ ケビン・スペイシー

舞台は郊外の新興住宅地。主人公のレスター・バーナムは、中年サラリーマン。住宅ローンを抱える身に、リストラの風が冷たく刺さる。妻のキャロリンは、取り柄舞のない夫にうんざりしながら、自分の理想とするオシャレ生活を躍起になって守っている。ハイスクールに通う娘ジェーンは、カッコ悪い父親を嫌って、ろくに口もきかない。アメリカならずとも、世界中、どこにでもある家族模様だ。だが、レスターが、突然、美少女に遭遇したことから、事態は急変する。吹っキレたのか、キレたのか?! ムラムラと燃え上がった中年男の恋心が、すべてを、危険な方向へと変えていく……。

 

英雄(ヒーロー)
 
2003 中国 ジェット・りー トニー・レオン
 紀元前200年、後に始皇帝になる、秦王の前に一人の男が現れる。
 彼こそが、秦王の暗殺を企てる、最強の刺客3人をすべて討ち取った
 人物、名を”無名”と言う
 王は3人の刺客をどのようにして討ち取ったかを彼に聞く、一人討ち取るた
 びに王の近くに行く事が出来る。
 その話は2転3転して行くので一寸わかりにくい、戦いの場面も同じような
 感じで一寸飽きてくる、、、でもそれを補うのが、スケールの大きな中国の
 風景とっても綺麗に撮れていた、衣装も面白いと思ったら、日本の”和田
 恵美”さんが担当していた、だからかな〜黒澤監督の"乱”に似てるな〜と
 思った
 あらすじに戻るが、王は”無名”こそが最後の刺客であると気づく、その時
 は、無名の剣の腕があれば暗殺できる所まで近づいていたのだが、無名
 は、”ここで王を殺しても、世の中は乱れていくだけ”と言って去って行く
 王は”自分のことを一番よく知っていたのが暗殺者である無名だった”という
 しかし、暗殺者である無名をこのまま返すわけには行かないと言う皆の意
 見を無視できなくって、断腸の思いで”撃て”の命令を出す、その瞬間、
 集中砲火が無名の体に。。。。。後に秦王は中国を統一して、始皇帝となる、
 私てきには無名は城を出てひっそりとその人生を送るって言うシナリオが
 良いんだけど戦国の世はそれを許さないのだろう

パイレーツ・オブ・カリビアン
 
2003 アメリカ ジョニー・デッップ オーランド・ブルーム

 総督の娘”エリザベス”が海を漂流している少年”ウィル”を助け、彼の身に
 つけていた黄金のペンダントを、自分が隠し持った所から物語は始まる。
 大人になったエリザベスはまだ黄金のメダルを大事に持っていた、ウィルは
 剣職人になって、総督の家に出入りし、エリザベスのことを密かに思っている
 ある日、バルボッサ率いる海賊が町を襲ってきてメダルを持っていた、
 エリザベスをさらって逃げる、ウィルは一匹狼の海賊ジャックと手を組
 んでバルボッサたちに立ち向かっていく、”ジャック”役のJ・ポップがコミカルな
 演技で楽しませてくれる、J・ポップはローリング・ストーンズのキースをモデル
 に役作りしたそうだが、とっても良かった。
 映画のほうは、ジャックはバルボッサ達の過去をウィルに教える彼らは呪いを
 かけられ、死ぬことも許されない、その呪いを解く鍵は黄金のメダル、ジャック
、エリザベス、ウィル対、バルボッサ達海賊との戦いも見所
 最後はウィルとエリザベスは結ばれ、ジャックは又海洋へ

 
ハッピーエンドで終わったが、第2話が作られそうな気がした
 

たそがれ清兵衛
 2002年 日本 真田弘之

 維新前の貧しい侍の生活を山田監督は、、丁寧に描いている、今までの時代劇
 とは少し違う感じでした、評判が良かったので、ビデオで見ました
 風采の上がらない、人付き合いの悪い、奥さんに先立ったれた清兵衛、
 そんな彼が、小太刀の達人とは誰もわからない。藩のお家騒動で、いきなり
 クローズアップされて、刺客として、闘うことになる。そのとき支度を手伝うのが
 宮沢りえ扮する友人の妹、しっとりとした抑えた縁起がとてもよかった
 エンディングの井上揚水の歌が良くって、まき戻して又聞いた、これがビデオの
 良いところかも。。。。
 凄く期待してみたので、一寸外れたかなって感じでした。

チャールーズ・エンジェル フルスロットル
2003アメリカ映画 キャメアン・ディアス。
 
ストーリー性はあまりなくっても楽しめる映画が良いって言う人にお奨め。
 3人の可愛い美女たちが屈強な悪人と闘う。。。これだけで女性が見れば
 胸がスカッとした気分になれる事請け合い!!
 男性の観客には露出度もかなりなもので目の保養になると思う

 
笑いあり、派手なアクション、それに健康的なお色気たっぷり、BGMの
 80年代の歌がまたいい。。。。

 見終わったあととても楽しい気分になれた映画だった
 

スイート・ノベンバー
 
2001年 アメリカ キアヌ・リーブス

 サンフランシスコの広告会社で働くネルソンは仕事一筋の人物、そんな彼が
 運転試験場でサラと出会う、ネルソンのカンニングのおかげで試験のおかげで
 試験に落ちてしまうサラ、サラはネルソンに、”私の11月になって”と言う。
 11月一月だけ自分と暮らすこと、その間仕事はしないことそれが条件、
 サラに惹かれていったネルソンはその条件をのんで、一緒に暮らし始めるが
 自由奔放な皿に振り回されるネルソン、
 約束の一月が過ぎた頃、ネルソンはサラが不治の病だということを知る。
 看病したいと言うネルソンにサラは実家に帰ると行って去っていく、
 衰えていく自分の姿を愛する人に見られたくないというサラの気持ちが良く
 わかるだけに涙が出てしまった、私も、そんな時は家族だけに見守られて
 ひっそりと死んで生きたいと思うから。。。。。

オータムニューヨーク
 
2000年 アメリカ リチャード・ギア ジョアン・チエン

 秋のニューヨーク、一面に敷き詰められた落ち葉の中を歩く、ギア落ち葉の
 黄色がとても綺麗、この映画の秋から冬の美しいニューヨークの景色だけ
 見終わった後内容のない映画だと思った

ジョンQ
 2003年 アメリカ映画 デンゼル・ワシントン ロバート・デュバル

 重い心臓病の息子を持つジョン。息子の助かる道はただひとつ心臓の移植
 だけ、でもそれには莫大なお金がかかる、友人のカンパ。家財を売り払って
 お金を作るが、とても足りない、お金がないと心臓移植の名簿の名前を載せ
 ることも出来ない、病院から、退院を言われた彼のとった行動は、病院を占
 拠し、人質をとって立てこもった。。。彼の要求は、移植の名簿の息子の名前
 を載せること。そんな間にも息子の様態は悪化。その時ジョンは、自分が自
 殺して、心臓を息子に与えることを考える、ベッドの横たわって、たった一発
 持ってきた銃弾をピストルに詰め込んで、こめかみに。その時、病院にファッ
 クスが、奇跡が起きたのです。。。。映画の冒頭で、自動車事故の場面が出
 てきて、女性が亡くなるのですが、その人の心臓が、息子にぴったりあって、
 すぐ手術することが出来た、この間がハラハラドキドキ。
 たとえ犯罪を犯しても息子を救うために命がけで戦う父親の姿に感動しまし
 た。でもその一方で、そこまでしないと子供の命を救えない、社会の仕組み、
 理不尽さにも腹が立つ、自分だったら、どうするだろう。。。。。考えさせられました。

キャスト・ア・ウエイ
 2000年  アメリカ映画 トム・ハンクス ヘレン・ハント

 飛行事故でただ一人助かり、無人島に漂着するチャックが主人公、彼は一人で生きていくために
 いろいろなことをしてみる、笑えるところ有、なるほどとうなずけるところ有
 彼の望みは生きて彼女の元へ帰ること、そのために無人島で一人頑張る様子が、胸を打つ
 その間、遠くに船を見かけることはあるが、誰も気がついてくれない。
 思い切って、いかだのような船を作り、大海原に乗り出す、幾多の試練を乗り越えて
 漂流中に救助さた彼は一躍ヒーローに。でも彼女は結婚していた、
 ラストシーンは、これからどうするか、十字路で迷うチャックの姿、
 太っていたトムハンクスが、無人島で生活していく間にこれが同じ人物?
 と思うほど痩せてびっくりした、これが役者根性なのだろうか。。。。
 あれほど無人島で頑張ってきたのがなんだったんだろうと思わせるような最後で
 一寸切ない気持ちになった
 

ひまわり  
  1970年 イタリア映画  ソフィア・ローレン  マルチェロ・マストロヤンニ

12日の休暇中に、愛し合い結婚した二人、やがて彼はロシアへ
戦争が終わっても帰ってこない彼を待つ、妻とその母・・・
妻は意を決して、ロシアへ、やっと探し当てた夫にはロシア人の妻と子供がいた。
駅で再会する二人、見詰め合う二人、でも彼女は彼の胸に飛び込んでいくことは出来ず
彼の乗ってきた列車に飛び乗ってしまう 
私の記憶ではここで、映画は終わっているのですが
続きがありました。列車の中で号泣する彼女。。。。。
今度は彼がイタリアへ 
時までも待っているというロシア人の妻、イタリアに来た夫は妻に連絡  するが 今度は彼女にも新しい夫と子供がいた。
でもやり直したいと夫は訴えるが妻の答えは”ノー” イタリアへ帰る夫を見送る妻。
今度こそ永遠の別れ。。。。 ここで、涙、涙、涙、
映画の最初と最後に出る、一面のひまわり畑、揺れるひまわり、まるで二人の心のよう。。。。。

若いとき見たこの映画が非常に印象に残っていて、それ以来ひまわりが好きになったのです
それでこのHPの名前も”ひまわりの部屋”なんです

  

          

ホームページ完成まで 
  友達からの,電話で”ホームページいつ開くの?”と聞かれ” ”もう諦めたの” と
  言ったら 、”ケーブルテレビにひまわりの部屋って,あったけど,あなたのじゃないの”と
  言われ,ビックリ!早速みてみたら、 ある、ある,そこだけ真っ白の”ひまわりの部屋が”
  クリックしてみたら,大きく準備中と出てきた,これは大変!絶対つくらないと。。
  でも、ど〜したらいいか。。今までの失敗もあるし
  悩んでる私に,その友達がFrontPagExpressを使っての作り方と,HP作成サイトのアドレス、
  それに、 ,はじめてのホームページ、(青空研究会)っていう本を紹介してくれた。
  これを参考に作り始めたんだけど,わからない事ばかり,パソコンはなんでも出来て
  頭もいいんだけどそれを使う.私がしっかりしていないと,トラブルが多いというのが
  よ〜くわかった。
  でも、Frontpegを使うとできる。これからホームページをつくろうと思ってる人,頑張って!
  かなり苦労したから,少しはお手伝いできるような気が今はしてます
     

           

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